Case Study
導入事例
2023/03/16
アルミ鋳造工程 / 循環冷却水ろ過 オートストレーナを導入!

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お困り事 |多量の冷却水、手間をかけずにろ過したい
アルミ鋳造工程では多量の冷却水が使用されます。
冷却水の汚れは製品品質にも影響する為、冷却塔と鋳造工程の間にろ過器を設置し、
そのろ過器は手間のかからない自動運転できるものにしたい。
また、保守点検費用も抑えたい、とご相談頂きました。
懸念事項 |ゼリー状のスラッジや藻を的確に捕捉・自動排出できるか
冷却工程後の水は油水分離された後、冷却塔に戻ります。
この循環工程の過程で冷却水には、油やスラッジ、スケールが混じりゼリー状のスラッジが発生します。
また夏場には藻も発生するので、さらに水質が悪化します。

懸念事項としては、
このゼリー状のスラッジや藻を的確に捕捉できるか。
また、水質が悪化する夏場でも捕捉したスラッジを適切に自動排出できるか(=自動逆洗能力)
現地訪問の上、確認を行いました。
提案 |最適なフィルタエレメントをご提案
現地調査および、お打ち合わせの結果、
スラッジ量は多いが、水専用のオートストレーナ標準型式6.18.3 JIS10K-200Aを選定し、
さらに細長い藻などのスラッジを考慮して、ろ材に絡まないフィルタエレメントをご提案しました。
結果 |オートストレーナを導入し、完全自動運転中!
完全自動運転が実現。
スラッジの捕捉能力も発揮でき、逆洗も適切に機能しています。
また、もうひとつのお悩みであった保守点検に関しては、
今後内部機構やフィルタエレメントに損傷がないかどうかを確認する目的で半年に1度、目視確認をしていただく予定です。
メーカー推奨は1年に1度、内部点検のみとなります。(部品交換は不要です)
鋳造工程の冷却水のろ過でお困り事はございませんでしょうか?
最適なご提案をさせて頂けるかと思いますので、お気軽にお問合せフォームからご連絡ください。
導入機種|オートストレーナ/自動逆洗フィルター型式6.18.3(屋外設置)
解決したのは、ボールフィルターのオートストレーナ「自動逆洗フィルター型式6.18.3」。
どんな条件下でも高いパフォーマンスを発揮するスタビリティーモデルです。
流量 | 331 m3/h |
運転圧力 | 0.50MPa |
ろ過精度 | 800μm |
出入口口径 | JIS10K-200A |
※最適な処理量は条件により異なります。詳細はお問い合わせください。
又、オートストレーナ6.18.3 独自の逆洗方式についてはこちら↓
参考)ボールフィルターのオートストレーナーはなぜ詰まらないのか?
ボールフィルターのオートストレーナが対応できるスラッジ一覧↓