Case Study
導入事例
2024/07/31
世界的造雪機器メーカーからの信頼と実績【スキー場のオートストレーナ導入事例】
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1. テクノアルピンとボールフィルター
テクノアルピン(TechnoAlpin)は、
エネルギー効率と資源の節約に優れた方法で最高品質の人工雪を製造する、世界有数の造雪機器メーカーです。
1990年の創業以来、本社を構えるイタリアから世界中に製品を提供している同社と、
ボールフィルターは長年に渡ってパートナーとして信頼を築いてきました。
2. 造雪システムには、ろ過機が必要不可欠
あらゆるウィンタースポーツには大量の雪が必要なため、スキー場の自然降雪量が少ない場合、雪を補充するために造雪機が使用されます。
人工雪は、取水した水をエアストームによって凍結することで生成するため、
造雪システムには水タンク、ポンプ、水/空気、電源供給ライン、コンプレッサー、スノーガン、および適切なフィルターシステムが必要であり、質の高い人工雪の製造には優れた性能のろ過機が欠かせません。
3. 用途|プロジェクトについて
今回は、世界的に有名なリゾート地であり、スイス最大のスキー場のひとつでもある
「レンツァーハイデ」スキー場の拡張プロジェクトへの導入事例をご紹介します。
こちらのプロジェクトでは、造雪システムに必要な水を確保するため、以前は発電に使用されていた小さな自然湖を復元。これによりエリアを拡張し、以下の取り組みを実施しました。
・貯水池からポンプステーションまでのDN500供給ライン、そしてポンプステーションから「発電」か「造雪」を選択できる機能の実装
・約120リットル/秒の供給能力をもつ造雪ポンプを3台設置
4. ご要望|スノーガンの目詰まりを防ぐ
生成した雪はスノーガンによって噴射しますが、
取水時に小石などのゴミを取り込んでしまうと、ガンのノズルが目詰まりを起こしてしまいます。
そこでボールフィルターがいただいたご依頼は、オートストレーナを導入して貯水池水を自動ろ過し、目詰まりや故障を未然に防ぐことでした。
5.導入効果|ノズルの保護により造雪システムを最適化
本件では、ポンプの保護と故障の防止、スノーガンノズルの目詰まり防止のため、オートストレーナ6.19の導入をご提案。
導入後は目詰まりを発生させないだけでなく、故障することなく稼働を続ける堅牢性も発揮しています。
ボールフィルターのオートストレーナはメンテナンスの手間が一切かからないため、最小限の人数で造雪システムを稼働することができます。非常に高い信頼性と、円滑なシステムの運用を約束します。
6.導入機種|オートストレーナ6.18
本件で実際に導入した機種は、5.導入効果でご紹介した通りオートストレーナ6.19という機種ですが、
現在は後継となる製品を展開しているため、最新式のオートストレーナ6.18という機種をご紹介します。
ベースとなる6.18.3の性能を有しながら、10,000㎥の処理が可能な大流量対応モデルであり、柔軟なカスタマイズが可能なモデルとなっています。
ろ過精度 | 10μm~5mm |
流量 | 100L/分(6㎥/時)~ |
運転圧力 | 0.2MPa~1.6MPa |
出入口接続口径 | 50A~1000A |
ハウジング材質 | 炭素鋼+樹脂塗装/炭素鋼+ラバーライニング/ステンレス |
エレメント材質 | ステンレス(316Ti)/2相ステンレス |
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