2022/03/24

【ろ材比較!】御社にベストなフィルターの選び方②

【ろ材比較!】御社にベストなフィルターの選び方②

1. ろ材(濾材)とは?

「ろ材(濾材)」とは、金属のメッシュや繊維など、濾過に用いる多孔性の材料です。

オートストレーナ(オートフィルター)・ストレーナにおいて、「濾材」は、流体中のスラッジ(ゴミや砂等の夾雑物)を捕捉・分離する重要な役割を担うものです。濾過精度やキャッチしたいスラッジの性状によって、「濾材」の材質、構造、目の細かさなどを選ぶ必要があります。
また、濾材を成形したものを、ボールフィルターでは「フィルターエレメント」と呼んでいます。オートストレーナ・ストレーナの核となる主要パーツです。
※フィルターエレメントについては、こちらの記事で説明しています。

 

2. 一般的なろ材(濾材)の種類

フィルターとして使用される濾材には、用途・目的に応じて様々な種類があります。

・繊維(羊毛、木綿、ガラス繊維、合成繊維、金網など)
・有孔金属板
・充填(じゅうてん)層(砂、砂利、アスベスト、木炭、珪藻土(けいそうど)など)
・多孔体(素焼板、アランダムなど)

出典:コトバンク 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

 

3. ボールフィルターの濾材(材料)

その中で、ボールフィルターが濾材に採用しているのは、次のような素材です。
いずれも腐食しにくく、耐久性の高い材質です。
また、ボールフィルターのオートストレーナは、ろ過工程と洗浄工程で流れの方向が切り替わるため、ろ材は常に繰返し応力に晒されます。素材にも、これに耐える強度が必要になります。

【金属】

  • 超耐食性ステンレス
  • 二層ステンレス

【繊維】

  • 不織布
  • グラスファイバー

 

4. ボールフィルターの濾材(構造)

これを独自のノウハウによって加工したボールフィルターの濾材には、次のようなものがあります。構造・形状、表面性状や繊維・細孔の重なり等によって、捕捉のしくみや、捕捉しやすいスラッジ、濾過精度が異なります。

 

5. 濾過のしくみ

では、これらの濾材は、どのようなメカニズムでスラッジをキャッチするのでしょう。
濾過のしくみは、濾材の特性によって大きく「表面濾過」と「深層濾過」に分類されます。ここではそれぞれのメカニズムと、これに用いる濾材を簡単にご説明します。
実際には、濾過精度やスラッジの性状を詳細に調査した上で、より適した濾材(フィルターエレメント)を選定していくことになります。

 

表面濾過

濾材の孔・スリットの大きさによって、通過させる物質と捕捉する物質を分離する濾過方法です。決められた開口部の大きさ以上のスラッジをキャッチします。

●使われる濾材

  • 編込みタイプ
  • ワイヤータイプ

 

深層濾過

緻密に重なり合う濾過層によってスラッジを絡め取り、濾過分離する方法です。
濾過精度が格段に高まるため、例えば、1μm前後のスラッジを99.9%取りたい場合には深層濾過を選びます。

●使われる濾材

  • メタルフリース等

 

さらに、捕捉性能や耐久性を高める目的で、複数のろ材を組み合わせてひとつのフィルターエレメントを構成している場合もあります。

 

6. 現場にジャストフィット!ボールフィルターの濾材

「濾材」は、ろ過精度や、使用環境、使用用途、補足するスラッジの性質(硬質、繊維質、粘着質など)、ストレーナ・オートストレーナのタイプによって選びます。

望ましい濾過性能と、目詰まりさせない洗浄性を両立させるには、使用条件をよく考慮した上で選定する必要があるため、ボールフィルターではろ材を熟知したセールスエンジニアが現地調査を行っています。

 

 

ボールフィルターでは、多様な濾材を用いたフィルターエレメントをラインナップ。これまでに培ったノウハウをもとに、現場に最適な濾過性能をご提案できます。
現場に最適なオートストレーナを選ぶために、まずは無料見積り・現地調査からご依頼ください。

 

必見!ベストなフィルターの選び方①,②が一気に読める!フィルターエレメント比較とろ材比較をひとつにまとめたホワイトペーパーを無料公開中!|ホワイトペーパー・ダウンロード【無料】
下のバナーからどうぞ↓